【GⅠ 高松宮記念】電撃!桶狭間決戦!!
今日のタイトルは、言いたいだけ……w
中京競馬場がある愛知県名古屋市と豊明市の境目付近は、その昔、かの織田 信長が当時の有力大名である今川 義元を撃破した桶狭間の地に近いことから、高松宮記念やチャンピオンズカップを形容する際、しばし「桶狭間」というワードが使われるわけで、このブログでもせっかくなので使ってみました^^;
そんなタイトルの通り、今日は明日行われる高松宮記念の予想をお届けしますので、ドバイ国際競走で“長い夜”をお過ごしの競馬ファンの皆様、しばしお付き合いいただけますと幸いです。
これだけはやってみないと……
まずレースのポイントとしてあげたいのは馬場。ご存じの通り明日の東海地方は雨が予報されており、どうやら降り出しは昼ごろとなりそうです。
なので、レースをむかえる時間帯の馬場が如何な状態にあるかは何とも言い難く……、一応今日の状態だけおさらいしておくと、今週からBコースに替わったにも関わらず案外外からの差しが届いている印象で、先週、先々週の雨の影響が少なからずあるのかな?というところ。
そのため土曜日の競馬は時計こそ“高速”と言えるレベルに出ていたにも関わらず、内ラチ沿いは空けて走ってる感じもあり、内をロスなく回ることに越したことはないものの、逃げ・先行馬にとってはラチの恩恵に授かれない分、差し馬にも出番が回ってくることは想像に難くありません。
しかし、あくまでも降り具合次第ではありますが、しっかり時計が掛かってくるようであれば、今日は鋭く伸びてこれた差し馬の台頭は難しくなるでしょうし、先行馬にしても馬場がタフになることで、スプリント戦でガンガンスピードに任せていくタイプはちょっと厳しいかも……、となるわけで、基本的には1400m以上の距離をタフに持続して勝負する馬を中心視しようかな、と思っています。
タフに持続する馬は……
馬場についてちょっと回りくどい、というか歯切れの悪い感じになってしまったので改めてまとめると、雨が降って時計が掛かり、タフになるということ。
よって、スピードやキレを身上とする馬には向かない馬場になること。この2点から、そこそこのポジションは取りつつも、1400m以上の距離を持たせられる馬が良いのでは?ということになり、この筆頭は前走 阪急杯を圧勝し、デアリングタクトには屈したとはいえ、不良馬場の桜花賞でも2着したレシステンシアのほか、マイル路線の主力として息の長い活躍をみせるインディチャンプ。このほかで言うとダノンファンタジーやマルターズディオサ、サウンドキアラも該当してきます。
対して、忘れてはいけないのが、シンプルに道悪が得意な馬で、時計が掛かると強いライトオンキュー、道悪でこそのレッドアンシェルやセイウンコウセイ。極悪馬場のキーンランドカップを差し切ったエイティーンガールなどが道悪巧者としてピックアップする馬たちとなります。
それでは、ここであげた距離が持つ馬と、道悪に強い馬、あとここまでで名前をあげてない馬、これをどうチョイスしたのかを、印に沿って紹介していきます。
◎ 8枠16番 レシステンシア
何やかんや言ってきましたが、結局ここからにしました。もう理由もシンプルにこの馬がどんな条件になっても脚の持続力があるからで、先ほどからも述べている通り、道悪になっても、逆に雨の降り出しがさらに遅くなり、そんなに馬場が荒れなくても、持続力で、またスピードで押し切るだけの脚力を持っているから。
もちろん、乗りやすいとはお世辞にも言えなさそうな感じは私も持っており、今回テン乗りとなるのは明確な不安要素ではあるものの、その意味で外枠に入ったことはかえって幸運と言え、自分の競馬に徹しやすくなる点も安心材料になるかな、といったところです。
〇 7枠15番 マルターズディオサ
ここからはちょっと大胆にいきます。まず対抗のマルターズアポジーは、前走の阪神カップやチューリップ賞、阪神JFを高く評価していて、スプリント戦は今回が初めてですが、距離を縮めてもしっかり前半から出していけるスタートの良さと、それを最後まで持続できる粘りをしっかりと持っており、ある程度時計が掛かってくれるのであれば、1200mとて対応してくれるのでは?と期待を込めた〇評価としました。
▲ 2枠3番 ライトオンキュー
現在絶賛穴人気中!私の周りでもこの馬を推す声は金曜日から聞こえてきており、確かに言われてみればそれもそのはず!時計は掛かるに越したことはないですし、中京1200mの鉄則でもある内めの枠も好材料。いまの馬場状態が少し外有利になりつつあるのがどうか?はありますが、私もこの条件下では外せない馬として、適正を武器に突き抜けるまで考えています。
△ 8枠17番 サウンドキアラ
推奨理由としてはマルターズディオサと同じで、この馬も競馬センスの良さと器用さで勝負するタイプであり、爆発的な決め手がない分、ある程度どんな条件でも一定のパフォーマンスをみせてくれることは昨年の春シーズンで立証済み。秋以降は振るってない印象もありますが、スワンS以外はきちんとこの馬のパフォーマンスは出しており、それを引き出すことができればここでも侮れない1頭となるでしょう。
△ 5枠10番 ラウダシオン
印は打ちましたが、正直この馬についてはコレ!という理由はありません。けど、なんで印を打ったかというと、決め手はないけどそれなり以上に“持ち”が良いことで、自分のリズムでいければしれっと良い着順にいることが多いということで、人気馬の間隙をついて!があればという感じです。
△ 2枠4番 モズスーパーフレア
ザ・スピード命のスプリンターであるこの馬をなぜ買うのか?いままでの話は何なんだ?となるかもしれませんが、だからこそ抑えるのであり、実は今回のメンバー、この馬の楽逃げが見込めるんです。それこそまさに“漁夫の利”となりますが、あれよあれよの逃げ粘りが無きにも……!ということでヒモには入れておきます。
★ 6枠12番 セイウンコウセイ
なんと今年で5回目の参戦。さすがに8歳でどうか?とは思いますが、馬場が荒れるのであれば穴として買っておきたい1頭です。というのも前走シルクロードSにしても58kgを背負って外有利の馬場状態のなかを先行して5着に粘るなど、まだそこまでの衰えは見えず、道悪になることで人気のスピード馬がパフォーマンスを落とすのなら、この馬が風穴を開けるシーンがあるやもしれません。
見送った人気馬
最後に有力視されている馬のなかで今回見送った馬について、とくにここではインディチャンプとダノンスマッシュに触れておこうと思います。
この2頭を見送ったのはずばり馬場適性。双方とも高速馬場でこその馬で、とくにインディチャンプはそれがとても顕著に表れており、レースのころには道悪になると踏むのであれば、ここは思い切って消そう!となりました。
馬券については本命レシステンシアから印を打った馬に3連複でながしつつ、相手はちょっと自信が……、なので、ワイドなんかも買っておこうかな?て感じで、競馬の神様こと、大川 慶次郎先生の格言のごとく!道悪のときはあまり買わずに勝負!といきます。
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それでは、来週はおそらくここが春の大一番!三冠馬 コントレイル vs 三階級制覇を目指すグランアレグリアの対決に注目が集まる大阪杯を、この2頭の徹底比較を中心に伏兵探しなんかもやりたいと思います。