hanakota horse club

中央競馬で行われる日曜日の重賞レースの展望を中心に、競馬にまつわるお話をお届けします。

【GⅠ 日本ダービー】集合は、新宿駅京王線乗り場!

先生のご尽力、いや、ご強運により明日の府中行きが決まった私。

実に3年ぶりとなる“新宿駅京王線乗り場集合”に向け、メインと“アレ”の予想はある程度やっておくべく、ここでダービーの展望をお届けさせていただきます。今日はまだ馬場の状態も見れていませんので、何か更新があった際はTwitterにて!お届けいたします。

twitter.com

なお、今日紹介する予想ポイントは、5月26日(木)に行った先生、ワイドウさん、シャケトラとの座談会であげられたポイントを中心に、レースの展望を行ってまいります。

どの馬を、どこまで買うべきか?

多くの方が「なんじゃこりゃ!?」と思われたであろう今年のダービーの枠順。こんなにも有力馬が外にいったのは多分2015年のドゥラメンテの年以来かと思います。

今年のGⅠは未だ1番人気が未勝利であるように、結構に荒れた決着が連続しているとあってか、というより”そう仕組まれてる”のでは?と邪推してしまっても……、なんですが、とにかく予想が難しい枠順となっています。

この枠順はどこが難しいのか?のというと、そのポイントは3点。

まず有力視される4頭がいずれも2ケタ馬番になっており、かと言って4頭に次ぐ馬(格で言えばキラーアビリティやプラダリアあたり)もダービー週の東京 2400mで「Good!」と言えるところに入ったのはプラダリアくらい。逆に皆が欲しいとされる内枠と言っても、そこに入ってるのは地力的に「どうか?」という馬となるため、アテにするのチョイスが難しいという点。

次に、先行馬が入った枠も1枠2番のセイウンハーデスから8枠17番のロードレゼルまで、内外満遍なく広がっており、どの馬が先手を取るのかが本当にゲートが開いてみないことには分からず、展開が読みづらいという点。

そして、展開が読みづらいがゆえにアスクワイルドモア、マテンロウレオ、マテンロウオリオン、ジャスティンロックといった追い込み系の馬が食い込んでくるのか?こないのか?くるならどの馬がくるのか?ここで名前をあげた4頭は、いずれも実力が拮抗しているだけに、買うならばどの馬をチョイスすべきは非常に難解だという点。

この3点により、軸馬も、また相手やヒモに買う馬までも、「どの馬を、どこまで買うべきか」が非常に判断しづらくなっています。

青葉賞馬の悲願

ダービーにおける有名な格言に「青葉賞馬はダービーを勝てない」という格言があることは、多くの皆さんがご存じだと思います。

でも、今年はそれが破られるのでは……?と、密かに思っている私がいます。つまり、先ほど少し触れたプラダリアが、快挙を果たす!ことになるのですが、この馬より実力上位と目される皐月賞の1~4着馬がみんな外枠へと追いやられており、同じく5着のアスクビクターモアも、地力ではプラダリアより上かもしれませんが、脚質、メンバー構成、枠順から、ゲートが開いてみないことには実力が発揮できるかは判断がしづらく、今年は相対的にみて決して小さくはないチャンスがあると見立てています。

もちろん、プラダリア自身も未勝利を勝ちあがるのに少し苦戦はしたものの、2400m路線に舵を切って以降は底を見せておらず、素材の質でプラダリアより上位にいる馬が枠順で“割を食う”かたちなのであれば、未知の魅力で一発!はあっても良いのかと思う次第です。

あと、これは個人的、かつオカルト的な話ですが、ダービーを勝つ馬には“それなりのストーリー”が描けないことにはダービーを勝てないとも思っており、プラダリアには史上初の兄弟タッグによるGⅠ制覇というストーリーがあり、しかも2年連続で兄が弟の管理馬に騎乗するというおまけ付き。“令和のフサイチコンコルド”ならぬ“令和のラムタラ”が誕生しても……?といったところです。

今日の印はダービー仕様

サラっときてしまいましたが、これを書いているのは土曜日の10:00過ぎ。まだ馬場を見れていないため、分かり得る要素からポイントをあげさせていただきました(プラダリアの件は座談会時、私が一方的に話してただけですwwwおそらく先生あたりはあまり評価していません)。

そのため、今日の競馬が終わったあと、明日のレース直前には印の構成が変わっている可能性はありますが、この辺の更新情報はTwitterにて、できる限りお知らせしたいと考えています。

では、第89回 東京優駿 日本ダービー、今年はこの馬に託したいと思います!

◎ 6枠12番 ダノンベルーガ
先生からの「hanakotaさん、今年の3歳って強いと思います?」の問いには正直……、「何とも言えない」と回答してしまったのですが、この世代の強い馬は?と問われれば、「ダノンベルーガとイクイノックスが素材的には抜けている」と断言でき、実を言うと皐月賞直後からダービーの本命はダノンベルーガと半ば決めていました。

その理由は皐月賞で魅せたパフォーマンスにあり、あの日における最悪枠である1枠1番をこなし、しかも皐月賞までの過去2戦が外を悠々走っているだけだったのに対し、いきなりのGⅠで初めてながれに乗せる競馬をし、それでいて4着にまとめたあたり、「やっぱり能力はホンモノだな」と感じることができたからです。

そのうえで今回の舞台替わりは共同通信杯新馬戦の内容からして確実に好転する材料といえ、これはイクイノックスにも同じことは言えるものの、入ったところは受難の大外18番。ライバルに対し相対的な要素でも勝っており、皐月賞終了時点から変わらず、ダノンベルーガを本命とします。なお、変わってなければワイドウさんの本命もダノンベルーガです。

 

〇 3枠6番 プラダリア
本命臭プンプンでしたが対抗です。やはりダノンベルーガ、イクイノックスにはポテンシャルで明らかに劣っており、相対的にチャンスがあると言っても過去の青葉賞馬と比較すると、特段に強いとは言えず、さすがに枠順だけで本命にはしませんでした。

しかし、先ほどから繰り返し述べている通り、相対的に見てチャンスは決して小さくないため、“少し過度な”期待をします。

 

△ 7枠13番 ドウデュース
先生の本命(書き方としては「◎ 7枠13番 武豊」なんですがw)。しかし、この枠順、元々のポテンシャルを考えたとき、私としては勝つのはダノンベルーガ一択!と思っており、それゆえに▲(単穴)はなし!ドウデュースは良い馬だけど圏内までかな?といったところ。

たしかに良い馬ですし、皐月賞ではいままでにないかたちで能力の高さを示してくれました。それに近年の“ダービー請負人”である友道師が管理する馬でもあり、勝ち方を知った陣営というのも心強い限りです。あと、先生のプライベートでの“ノリ具合”からしても……、というオカルトもあるものの……w

それでも、馬の能力的にワンパンチ足りてないのは割と明白な感じがあり、△の一番手までとしています。

 

△ 7枠15番 ジオグリフ
同世代のこの時期なら距離はこなせても?ではありますが、やっぱり血統、それから中山での脚の使い方的に東京の2400mには懐疑的にならざるを得ず、素材としてもダノンベルーガ、イクイノックスには一枚劣るものがあり、皐月賞はそれを枠順と福永騎手の120点満点の騎乗がカバーしたところが大きいため、ここで強くは狙えません。

 

△ 8枠18番 イクイノックス
イクイノックスに関しては、素材の良さはダノンベルーガに勝るとも劣らないとみていますが、皐月賞で差されて負けているのが気に入らない点としてまずあり、これはやはり……、という要素で中5週で仕上がりが……?なのは、調教があまり分からない私でも思ってしまったこと。これらの不安要素があるうえで大外枠……、なため、印は打ってもここまでが“せいぜい”といった次第です。シャケトラは、本命に“決めていた”とのことで、これまたシャケトラにもプライベートでの“ながれ”がきているものの、私としては期待が大きかっただけに、落胆したものも小さくはありませんでした。

印としてはここまでとなり、プラダリア以外おもしろくも何ともないものとなっています。ですが、枠順のところで書いた通り、今年のダービーは有力馬に割と明確な不安要素(主に枠順)があり、それに替わる伏兵も帯に短し襷に長しといったところ……、3連系馬券の3列目には、以下の馬も組み込んで馬券を買いたいと思います。ちなみにジオグリフ、イクイノックスも私的には3列目要員です。

先ほど名前をあげた追い込み4頭はその通り、くる可能性はあるけど何がくるか?なため、全部抑える。それから、先行馬で何か……!?ならで、アスクビクターモアとロードレゼルを入れ込んでいます。


ダービー馬には「ダービー馬になるべくストーリーがある」と言いましたが、今年のダービーは馬券を買う身内にも“それなりのストーリー”があり、そのストーリーのある2人の本命に真っ向から対峙することになった私の予想。

もし馬券を買う側にもストーリーが必要なら……、ワイドウさん、何かありますかね?私にはないので、“粗品の呪い”以外で何かいただけますと……!です。

※ワイドウさんは副業(私たちは仕事のことを副業と言っていますw)のため座談会には遅れて登場しました。なので、先生とシャケトラの“ストーリー”はまだ知りません。