hanakota horse club

中央競馬で行われる日曜日の重賞レースの展望を中心に、競馬にまつわるお話をお届けします。

【重賞展望_東西金杯(2019)】一年の計は馬場読みにあり

皆さん、新年あけましておめでとうございます。

本年も引き続き「書けるときだけ」となってしまいそうですが、当ブログをどうぞよろしくお願い致します。

さて、年が明けはや4日。

明日はいよいよ競馬バカの元旦、東西金杯が中山、京都を舞台に行われます。

「一年の計は金杯にあり」この格言のごとく、気持ち良く的中して快い新年の幕開けとしたいところです。

今日はこの東西の金杯をテーマに、予想される馬場状態に重点を置き、それぞれの軸馬、穴馬のおすすめをご紹介します。

中山金杯

昨年末から引き続きの開催となる中山競馬。

新年を迎える今週からは、Cコースに替わっての開催となります。

先月の開催では有馬記念の週のみ稍重まで悪化し、それなりに外差しが効く馬場となっていましたが、このときと同じAコースで開催されたホープフルステークスの日は再び"内の前め"で立ち回る馬に有利な馬場へと回復していました。

そのため、Cコースとなる今週も、前開催に続き「内め前め」有利ととり、買う馬を選定したいと思います。

軸馬:3枠6番 エアアンセム

展開としては1枠1番に入ったタニノフランケルが、軽ハンデもあり強気に先行。

この後ろでランガディア、マウントゴールドあたりが集団を引っ張る隊列になるものと思われ、強気で逃げるタニノフランケルを掴まえに3コーナー手前から後続は加速していく展開が予想されます。

そうなると一定の速度を長く持続することが求められ、自ずとラストは甘くなるわけですが、予想される馬場からは、あまり追い込み気質の馬を推したくはないところ。

そこで浮上してくるのが、このエアアンセムです。

キレや爆発力には欠けますが、立ち回りの上手さと脚の持続力は明け8歳にしても健在であり、これらの特長を活かしやすいこの枠もまた持ってこいといえるでしょう。

穴馬:7枠14番 ブラックバゴ

「内め前め」とは逆行する馬となりますが、タニノフランケルが強気に行くと仮定すると、レース全体の上がりはかなり掛かる展開が想定されます。

そこで漁夫の利的に食い込みが狙える馬として、このブラックバゴを推奨します。

もちろん馬場も予想通りであれば、結局いらないじゃん!となるかもしれませんが、とにかく終いの決め手だけはあるこの馬の堅実な末脚に1票投じてみたいところです。

京都金杯

こちらは打って変わって昨年11月以来の開催。

開幕週のAコース使用ということで、中山と同様基本は「内め前め」を重視したい状態といえるでしょう。

ただ、昨年の京都は一昨年の悪天候続きの影響か、1年を通じて重めの状態で推移しており、今開催にしても昨年秋と同じくAコースを使うとあれば、内外の有利不利は少しフラットめに補正したうえで予想を組み立てると良いでしょう。

軸馬:2枠4番 グァンチャーレ

せめて一桁の馬番なら、文句なくパクスアメリカーナでいくところでしたが、いくら重めに推移しているとはいえ、さすがに開幕週。

京都のマイル戦への適応力を買って、2枠4番と絶好の枠に入ったグァンチャーレを軸に据えたいと思います。

レース全体としてはマイスタイルがスローめにコントロールするなか、それなりのポジショニングと機動力が求められることが想定されるため、4コーナー付近のコースロスは致命的になりかねず、何よりも経済コースを取れることを優先したチョイスとなります。

穴馬:8枠15番 マイスタイル

見ての通り大外ピンク帽ですが、今回のメンバーは明確にいく馬がおらず、久々のマイル戦といえどこの馬が主導権を握れるものと思われます。

ゆえにその名の通り、マイスタイルでマイペースを刻むことで、馬券圏内に粘り込むかたちは想定してしかるべきといえるでしょう。

以上、今日は東西金杯の軸と穴だけの紹介となりましたが、今年も基本的には昨年と同様、日曜日の重賞レースをひとつ取り上げ、そのレースを展望していくかたちで更新していこうと思います。

※もちろん書けるときだけ(笑)ですが(^^;

それでは、本年も皆さんの競馬ライフが楽しく実り多きものになるよう、がんばってまいります!

今年も1年、楽しくやっていきましょう!!